足つぼとはどういう療法なのか?
足つぼとは、どういう療法なのか?
ここからスタートしたいと思います。
一般的には「足裏」に存在する
60か所以上の反射区に
刺激を入れることによって
心身の様々な不調や、痛みを緩和する療法。
今日は
ここからもう一歩踏みこんで
提唱する「たになか式足つぼ」解説をしていきます。
足つぼの反射区というものは、
「足裏」だけだと思われていませんか?
実際には「甲」にもあります。
足の「側面」にも存在しています。
●足裏は【臓器】や【器官】
●甲はカラダの【前面】や【枠組み】
●小指側面は【体側】や【関節】
●親指側面は【背骨ライン】【自律神経】
という風に、
これらと関連する臓器の反射ポイントが
存在しています。
足裏
関連する【臓器】【器官】の反射区が多く存在し、
✅消化器系
✅循環器系
✅感覚器系
✅生殖器系 等
足裏を押すと、
内臓が動き出すことがわかる方も多く、
「足裏」しか触っていないにも関わらず
リモコンのように「ピピピ」と連動します。
甲
カラダの【前面】や【枠組み】というのが
✅肋骨
✅肩甲骨
✅胸部 等
二足歩行である人間にとって、
足の衝撃を緩衝したり、
バランスをとるために
とても大切な枠組みである部位。
足裏の不調も
実はここでバランスをとっていることもあり、
触ったことがないけれど、
以外と痛いんですね・・・(涙)となる部位。
指の動きが悪く、血液循環が悪い方は、
足裏からのアプローチでは脂肪層が邪魔をして
ケアがしにくいため、甲側からアプローチします。
小指側面
【体側】や【関節】 の反射区が存在し、
✅腕
✅太もも
✅肩関節
✅肘
✅ひざ など
足裏のアーチ崩れや、脚の変形に伴い
関節への負担が出ている時に
並行して痛みが出る反射区。
大概はこの反射区のコリ、
張りみたいなものを少し緩めるだけで
圧迫したり、捻じれている神経が軽くほどける感覚。
結局のところ
立ち方、歩き方、カラダの使い方を
かえていかない限りは
再発はしてしまいますが、
一時的には関節痛系は「足 つぼ」で
ラクになりやすい傾向があります。
親指側面
【背骨ライン】また【自律神経】の反射区が存在しています。
✅頸椎
✅胸椎
✅腰椎
✅仙骨 等
実際に、
背骨ラインの横側に神経が通ります。
骨格の歪みが、確実に自律神経に影響すると私は考えており、
姿勢が崩れると骨格の歪みから、脳に信号を送る神経が圧迫されます。
足が歪むと指先がしびれたりすることを想像してもらうと
わかりやすいかと思いますが、
背骨も同じように神経への影響が出ます。
特に首、背中、肩などへの筋肉へのコリなど不調を
感じやすく、自律神経乱れよりも先にここへの不調を感じるはずです。
また各臓器へも神経はつながっており、歪みは内臓の不調の原因となるのです。
日頃の筋肉の固まりを解消するためにも
運動習慣や、ストレスコントロールなども必要なセルフケアになります。
※自律神経は脳と脊髄から始まる臓器や器官に分布する神経。